10年2月4日(木) 餃子づくり
毎月行われる中国残留孤児の皆さんの親睦会に参加してまいりました。
今日は年に一度行われる「餃子づくり」です。外側の皮(生地)と、中身に詰める具が沢山出来あがり、私も「餃子の包み方」を教えていただきました。
包みながら統一された「ギャザー」を作るのは、なかなか至難の技です。が、数個ほど作ったところで、結構格好の良いものが作れるようになりました。
この餃子、中国では主食としていただきます。中国の一般的な家庭では、沢山作って家族全員で何十個という餃子を平らげたりします。私が留学していた時代も、一人前の餃子を食堂で注文すると沢山の量が出てきて大変驚いたものです。
なるほど、外側の皮(生地)を「麺」と呼ぶのもその為なのだな、と思います。
沢山の餃子が出来上がりました!
残留孤児の皆さんは1世の方から現在はその孫の3世、4世の方も多く日本で生活していらっしゃいます。
孫の時代になると、日本で生まれ育っていますので、文化や言葉の違いを感じる事も少ないのですが、1世や2世の方々は中国での生活が長いため、なかなか日本の生活に馴染めない方も多数いらっしゃいます。
我々はその方々に隔たりというものを感じさせないように、努めて交流の場を広げていきたいと思っております。