09年7月9日(木) 畜産農家の現状
県内の家畜市場では、年間を通してウィークデイにはほぼ毎日、家畜のセリ市が行われています。
この数日は褐色毛・黒毛の子牛のセリが行われるという事でお誘いを受け、早速市場に赴きました。
県内外から出荷業者や購買者の方々が集まり、早朝から市場は大変な活気です。
次々とセリ会場に連れて来られる子牛たちはとても体格が良く、約320頭のセリが行われました。
会場に集まった肥育・繁殖農家の方々と会ってみると、配合飼料価格の高騰の影響も未だ残存しており、又、牛肉の市場取引価格も低迷したままの為、廃業する方々も後を絶たないという現状を、悲痛な面持ちでお話くださいました。
このような現実をうかがう度に、私自身、農家の方々の切実な思いに応えなければ!!という気持ちを深めています。厳しい戦いに挑んでいる現在ですが、この、現場の皆さんの生の声を代弁する者にならなければならないという想いは日々強くなっていきます。