特許技術を活用した四角いメロン「カクメロ」の栽培を視察!  2006年7月11日

 この日は、農林水産省知的財産戦略本部の本部長として、愛知県立渥美農業高校を訪問し、特許技術(申請中)を活用した四角いメロン「カクメロ」の栽培を視察しました。
 四角いメロンの名称「カクメロ」には、四角いメロンで革命をおこしたいという願いが込められており、公募234点の中から選定されたとのこと(「カクメロ」は平成17年4月に商標登録済み)。
 四角いメロンを栽培するきっかけとなったのは、ある生徒さんによる「四角いメロンを作りたい」という提案。これを担当の加藤教諭がしっかりと受け止め、生徒たちと共に試行錯誤を繰り返し、数年をかけ、きれいな編み目と通常のメロンに負けない糖度を持つメロンの栽培に目途をつけ、本年6月の地元JAとの特許の共同申請に結びつけたとのこと(地元JAが出願人となることで、最大20年間、地元JA管内で独占的に四角いメロンを生産することが可能となります)。
 四角いメロンの試験栽培の段階では地元の農家やJAなどの応援、特許申請に当たっては県知的所有権センターや特許事務所などの助言・指導を受け、また、型枠は地元の豊橋工業高校、箱のデザインやホームページのアイディアは地元の豊橋商業高校の協力を得て、四角いメロン「カクメロ」が誕生したとのこと。
 今回の視察を通じて、商品として売れる四角いメロンを作りたいという地域の熱意に大いに感銘を受けました。また、知的財産権を活用したこのような産地づくりの事例が全国に広がることにより、地域農業が元気を取り戻し活性化するものと期待しています。

学校関係者にお礼のあいさつ 農業技術辞典を贈る
 カクメロの説明会冒頭で学校関係者にお礼のあいさつ。こちらを向かれているのは、鈴木教頭(向かって左)と加藤教諭(向かって左)。 今回の訪問を記念して、皆さんの学習に役立つよう、農業技術辞典をお贈りしました。


生徒さん達による研究発表 作業室へ移動
 カクメロ栽培に携わる生徒さん達による研究発表が行われました。 カクメロの栽培技術について説明を受けるため、加藤教諭とともに作業室へ移動。


型枠についての説明 ハウスに移動
 四角いメロンを作るための型枠について、説明を受けました。これは、地元の豊橋工業高校の生徒さん達によって作られたものです。 ハウスに移動して、報道関係者が見守るなか、生徒さん達と共にメロンの収穫を行いました。


生徒さん達と共に記念撮影 メロンの箱を作成
 収穫を終えて、生徒さん達と共に記念撮影。立派に育ったメロンはずしっと重かったです。 再び作業室に戻って、メロンの箱を作成。これは、地元の豊橋商業高校の生徒さん達によってデザインされたものです。


へたの部分へのリボンの巻き付け 箱にメロンを入れて完成
 最後の仕上げは、へたの部分へのリボンの巻き付け。隣の生徒さんを参考に、慣れない手つきで頑張りました。 箱にメロンを入れて完成。小売価格1個1万円の高級メロンです。珍しさもあり、小売店からの照会がたくさんあるとのこと。


生徒さん達と会話 校長室にてカクメロをカット
 校長室に戻る道で、生徒さん達と会話。彼らが将来のカクメロ生産の担い手です。 校長室にてカクメロをカット。しっかりした果肉と甘い風味に感動しました。 


<7月12日の読売新聞(三河版)で以下のとおり紹介されました>
読売新聞(三河版)記事
読売新聞(三河版)7/12付より転載

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