梅雨前線の大雨による被災者の霊を弔い、復旧を誓う!
2006年6月29日
 今月下旬の梅雨前線の活発化によって、九州地方を中心に住宅の損壊や浸水、崖崩れ、土石流などの被害が発生しています。農林業に関しても、農地の崩落や水路の損壊、林道の崩壊などの被害が確認されています。
 このような中、農林水産省の担当職員7名とともに、熊本県内でも特に大きな被害が発生した上益城郡山都町(旧蘇陽町)の木材加工施設へ現地調査に向かいました。この被災地では、大雨で発生した崖崩れにより木材加工施設内に大量の土砂が流れ込んだ結果、作業中の森林組合職員3名が生き埋めとなり、救出後、不幸にも1名の尊い命が失われました。この場所が災害の危険箇所とされていなかったことが原因の一つであり、今後このような悲劇を繰り返すことのないよう、行政に対し、情報収集や監視の一層の強化を求めていきます。また、土砂で押しつぶされた機材や建物については、どのような形で復旧し営業を再開させていくのかについて、事業主である森林組合の意見をよく聞きながら、県や町と協力しつつ、農林水産省としてできる限りの支援を行っていきます。
松村祥史参議院議員とともに、山都町役場蘇陽支所(旧蘇陽町役場)にて。
農林水産省の防災服は黄色です。

森林組合の組合長を始め県や町の担当者から、
木材加工施設の被災状況について詳細な説明をいただきました。

被災現場へ移動。土砂で押しつぶされた機材や建物を眼下に、崖崩れ直後の状況などを改めて確認。

崖崩れによって、手前の木材剥皮施設は全壊。
左奥の作業用建物の中には天井に届くほどの大量の土砂が流れ込んでいました。

事故現場で、亡くなられた森林組合の職員に黙祷を捧げました。

ページトップへ▲


 また、山都町のあとは山鹿市に移動し、山鹿市内の被害状況の報告を受けるとともに、大雨で冠水した水田などの現地調査を行いました。
 今後の降雨量によっては、更に被害が拡大するおそれもあることから、梅雨前線の活動をしっかりと注視していきます。
山鹿市役所において、農林水産省の担当職員とともに、
大雨による被災の状況について報告を受けました。

大雨時に苗が冠水した水田で現地調査。
揚排水機をフル稼働した結果、今のところ大きな被害には結びついていないとのこと。

ページトップへ▲

<6月30日の熊本日々新聞に以下のとおり紹介されました>




<テレビ熊本 スーパーニュースより>
TKU NEWS Topic
News-No.20060629-11
三浦農水副大臣が山都町の被災現場視察
6月26日の記録的な豪雨で、土砂崩れで4人が生き埋めとなり死傷した上益城郡山都町を29日、三浦一水農林水産副大臣が訪れた。三浦副大臣は、1人が亡くなった被災地の木材加工所を視察し「復旧のため、国の補助制度などを活用したい」と語った。三浦副大臣は、まず山都町今の山都町役場蘇陽支所を訪れ「きちっとした被害の把握に努め万全の対策に取り組んでいきたい」と語り、今回の被害について県から説明を受けた。このあと三浦副大臣は3人が生き埋めとなった山都町柏の『阿蘇森林組合蘇陽木材加工所』に移動し、阿蘇森林組合の今村健正組合長の説明を受けながら現場を視察した。そして、国からの復旧支援を求める地元に対して、三浦副大臣は「林業施設の災害復旧のため、国の補助制度などを活用していきたい」と述べた。一方、熊本県では土石流や土砂崩れが発生するおそれがあるとして、県内で約1万3500か所を「土砂災害危険箇所」に選び、毎年6月に特に危険と思われる場所については点検や補修を行っている。しかし3人が死傷した山都町柏の現場は、がけの下にあるのが住宅でないことなどからこの「危険箇所」となっていなかった。また、住宅の裏山が崩れて女性(74)が一時、土砂の下敷きになってケガをした山都町下市の現場は、裏山の高さや傾斜角などが基準を満たしていないことから「危険箇所」には選ばれていなかった。県では「危険箇所」以外でも土砂災害がおきる恐れがある場所に対して、情報収集や監視などを強化していきたいと話している。
2006-06-29 19:14:28

ページトップへ▲

前のページにもどる

このホームページに掲載の記事・写真等の無断転用を禁じます。
すべての著作権は三浦一水及び三浦一水事務所に属します。
Issui Miura (c) 2007 All Rights Reserved.